コンビリングの素材と重量
金とプラチナのコンビリングは、複数の金属を含む指輪として確認します。見える色の面積だけで各素材の重さを半分ずつに分けることはできません。刻印、構造、石の有無を残し、どの方法で評価するかを相談しましょう。
質問は「複数素材の評価はどの方法で行いますか。加工を伴いますか」です。素材を分けるための処置と、査定を受ける意思を混同しないようにします。
色の面積と重量の割合は同じではありません。複数の素材表示をまとめて記録します。分解せず評価方法と内訳を確認します。
この記事で分かること
- 色の面積と重量の割合は同じではありません。
- 複数の素材表示をまとめて記録します。
- 分解せず評価方法と内訳を確認します。
コンビリングの素材と重量を確認
正面の配色・横の構造・内側の刻印を、分かる範囲でメモしておきましょう。品物を確認した後の説明と照合できるよう、写真と現物の対応を残してください。
二色だけで決めない
黄色と白色の指輪でも、白い部分がプラチナとは限りません。ホワイトゴールドなど別の素材の場合もあるため、見た目の配色と素材の名称は分けて確認します。
金とプラチナを示すと思われる刻印がある場合は、その両方が読める写真を残してください。一方だけを切り取ると、単一素材の指輪として伝わってしまいます。表示が不鮮明な場合はその旨も添えます。
面積で重さを割らない
表面の半分が金色に見えても、金が総重量の半分とはいえません。厚みや内側の構造、装飾部分の作りなどが関係するため、正面写真の色の割合だけで対象重量は決められません。
自分で概算を作る場合も、総重量を便宜的に二分して確定額のように扱わないでください。相談先には、素材ごとの重量をどのように確認・評価するか、未確定の項目があるかを尋ねます。
『金が何割に見えるか』を写真から尋ねるより、『この構造では、どのような方法で評価しますか』と聞く方が見積もりの理解につながります。素材ごとの重量を確認できる段階と、まだ概算の段階を分け、推定した配分が確定値として説明されていないか確認しましょう。
刻印を一組で撮る
指輪の内側にK18とPt900など複数の表示がある場合は、同じ品物の表示だと分かるように撮ります。全体写真と内側の接写に同じ番号を付けると、ほかの指輪と混ざりません。
個人名や石に関する数字もあると、素材表示だけ見つけにくい場合があります。文字を削ったり磨いたりせず、光の角度を変えて記録します。書類があれば素材欄との対応も確認してください。
石付きは別に確認
コンビリングに石が付いている場合、総重量には金・プラチナ以外の部分も含まれます。二つの素材だけに重さを配分する計算では説明できません。石を付けたままの状態で相談します。
査定時には、金属部分の評価と石の扱いを分けて説明してもらいましょう。石の取り外しが提案された場合は、作業内容や返却状態を聞いてから判断します。自宅で外す必要はありません。
正面からは金色の帯が細く見え、内側にはK18とPt900の両方がある例でも、その幅から重量比は決められません。薄い飾りが重なっているのか、内側まで素材が続くのかは写真だけでは分からないためです。全体の総重量が分かっても、各素材へ分配した数値は書かず、二つの表示と構造を確認してほしいと伝えます。
質問は「複数素材の評価はどの方法で行いますか。加工を伴いますか」です。素材を分けるための処置と、査定を受ける意思を混同しないようにします。
| 整理する情報 | 確認・相談する内容 |
|---|---|
| 見える配色 | 正面と横を撮る |
| 素材表示 | KとPtの両方を記録 |
| 重量 | 総重量と素材別重量を区別 |
加工せず現状を見せる
素材を分けるために切断したり、接合部をこじったりしないでください。製品としての状態を変えてしまうと、加工前の姿で評価する選択肢が失われる場合があります。
過去にサイズ直しや修理をしたことがあれば、その履歴を伝えます。作業箇所が分からない場合も「修理歴あり」と記録できます。新たに加工して情報を作るより、今ある情報をそろえることを優先します。
見積もりを読み分ける
合計額を示されたときは、複数素材としてどのように評価されたか確認します。素材ごとの内訳があるのか、製品としての評価なのかを聞くと、ほかの見積もりと比較する前提が分かります。
単一素材の品位別単価と比較して、高い・低いと即断しないでください。対象重量や評価方法が違えば数字も変わります。最終の受取額と、その金額で売る対象の品を照合しましょう。
異なる相談先の提示額に差がある場合は、金とプラチナの配分だけでなく、石やブランド、製品としての評価が含まれるかも確認します。合計額を総重量で割った数字は、単一素材の買取単価とは別のものです。その数字だけでどちらの査定が正しいか結論付けないようにします。
相談写真のそろえ方
正面、横、内側の三方向をそろえると、配色と厚み、表示を別々に伝えられます。量った場合は総重量であることを明記し、素材ごとの重量は未確認と伝えてください。
モノカウへは、指輪の点数と石の有無、保管場所をお知らせください。写真は事前確認の材料です。素材の配分や最終額が写真だけで分かるとは限らず、現物を確認してご案内します。
コンビリングは、二色の境目と内側の刻印が分かる写真を残します。見える面積から金とプラチナの重さを割り振らず、評価方法を相談先へ確認します。後から付けた部品や修理箇所があれば、その場所を示して元の構成との違いを伝えましょう。
- 正面の配色
- 横の構造
- 内側の刻印
NEXT QUESTION
次の疑問を、順番に確認する
コンビリングの素材と重量を確認したら、次の疑問に合う記事をご覧ください。
FAQ
半分が金色なら半分は金ですか?
色の面積と素材の重量比は一致しません。厚みや構造も関わるため現物の確認が必要です。
自分で分けて持っていく方がよいですか?
切断や分解はせず、指輪のまま相談してください。必要な確認方法は作業前に説明を受けます。
コンビだと買取できませんか?
複数素材というだけでは決まりません。素材表示と状態を伝え、取扱可否や評価方法を確認します。
まとめ
色の面積と重量の割合は同じではありません。複数の素材表示をまとめて記録します。分解せず評価方法と内訳を確認します。
実際の品物や日程、搬出条件によって判断は変わります。写真や詳しい情報がそろっていなくても、分かる範囲からご相談いただけます。処分や契約を決める前に、必要な確認事項をご案内します。
参考リンク
外部情報の確認日:2026-10-07
この記事の情報基盤:公的機関・業界団体・メーカーの一次資料+運営正本。制度情報は公的一次資料、仕分け・写真・搬出準備はモノカウが相談時に確認する一般項目を基に整理しています。
制度・手続きは変更されることがあります。実際に申し込む際は、以下の公式・公的ページで最新情報をご確認ください。
- 造幣局「貴金属製品の品位区分と証明記号」 品位表示と造幣局の証明記号を区別。2012年の表示変更も参照。 確認日:2026-10-07。
- RE:TANAKA「よくあるご質問」 品位別単価と貴金属部分の重量による評価の一例。自社固有の受付条件や検査装置は転用しない。 確認日:2026-10-07。
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